最高にサイコなpsyフレームブログ

遊戯王をこよなく愛する者です。遊戯王について語ります。

サイコなメタルフォーゼ考察

ー挨拶ー
   皆様こんにちはpsyでございます。
   わたくし、7月のCSが楽しみすぎて他のことが手につかない今日この頃です。
   今回の記事には何を書こうかと悩んだのですが、実際にわたくしが使っているデッキで、需要がありそうな物を選び記事にさせていただくことにしました。
   それでは本日も最後までごゆっくりお付き合いいただければ幸いです。




ー記事ー
   それでは今回は、最近流行りのメタルフォーゼについて考察していきたいと思います。
   今回は幾つかの項目に分けて、メタルフォーゼ考察をやっていこうと思っております。
   皆様が暇な時間にでも少しづつ読んでいただければ幸いです。
   それでは記事の方をどうぞ。


1.メタルフォーゼの特徴

   メタルフォーゼは、通常ペンデュラムモンスターで構成されたテーマです。
   モンスターそれぞれが、1〜8の幅広いペンデュラムスケールと

   1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、デッキから「メタルフォーゼ」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

   という共通のペンデュラム効果を持っています。
   この汎用性の高い2点を最大限利用して、相性の良いカードを多数取り入れ戦うのがメタルフォーゼというデッキの特徴になります。


2.パワーカードを取り込むことで強くなる

   1.の項目でも書きましたが、メタルフォーゼには2つの長所があります。
   縛りなしの広いスケールと共通のペンデュラム効果がそれとなります。
   確かにこの2点は強力な効果ではありますが、
この2つだけで戦って行けるほど環境は甘くないです。
   なので、恐らく純構築したメタルフォーゼはそこら辺の中堅テーマとあまり変わらないか、それに少し見劣りする位の強さしかないと思います。
   しかし、現実にメタルフォーゼは環境上位デッキの一角となっています。
   この要因こそが、各種パワーカードを組み込むことによるデッキパワーの増強によるものなのです。
  そして、このようにメタルフォーゼがデッキパワーを増強出来るのには、やはり前述の2点の長所が関係しています。
   項目3,4ではそちらについて詳しくお話ししたいと思います。


3.Pテーマである事と広いペンデュラムスケー
    ル

   これは1つの例なのですが、1〜8のペンデュラムスケールがあれば、強力な耐性とフリーチェーンのバウンス効果を持つマジェスペクター・ユニコーンを簡単に特殊召喚することが出来ます。
   このマジェスペクター・ユニコーンというモンスターはかなり凶悪な効果を持っているので登場した当初から注目を集めていたカードでしたが、そのレベルの高さから今までは少し持て余し気味なカードでもありました。
   しかし、メタルフォーゼのように広いスケールを持っているテーマであれば、今まで性能は申し分ないのにレベルのせいで敬遠されていたモンスターも十分に活躍させることができます。
   さらにメタルフォーゼはPテーマである為、効果は強力なものの召喚権を割きたくないと言った類のモンスターもペンデュラム召喚で場に問題なく展開することが出来ます。
   これがPテーマであり、優れたスケールを持つことを許されたメタルフォーゼの特権の1つと言えます。


4.強さ故の弱点さえ踏み倒し肥やしにする

   メタルフォーゼによく採用されているカードにデビルフランケンというモンスターがあります。
   このモンスターはライフを5000払うことでエクストラデッキから融合モンスターを特殊召喚出来るという強力な効果を持っています。
   しかし、強力な効果を持つ一方でデビルフランケン自体のステータスは非常に低く、せっかく強力な融合モンスターを呼び出しても、デビルフランケン本体を攻撃されてしまうとライフコストも相まって非常に苦しい状態に陥ってしまいます。
   この様に、デビルフランケンの強力な効果を発動するためには、デビルフランケン本体をフィールドに晒さなければならないというリスクも背負う必要があるのです。
   しかし、メタルフォーゼのペンデュラム効果は時として、強力な効果を利用することによるリスクすらも取り除くことが出来るのです。
   デビルフランケンの効果を使い終えた後に、共通のペンデュラム効果で処理してしまう事で、本体のステータスの低さという最大の弱点を晒すことなく戦いを続けることができます。
   他にもフォッシル・ダイナパキケファロの様にお互いに縛りを与えてしまうような効果を持つモンスターも、自分のターンにペンデュラム効果で処理してしまうことで、相手にのみ拘束を与えるカードとして利用も出来ます。
   そもそも、これらのリスクのあるカードは元々がリスクまで視野に入れてカードメイクされているためか、このリスクを取り除けた場合に得られるリターンはかなり大きなものとなります。
   以上のように、メタルフォーゼのペンデュラム効果は強力な効果を利用するために発生する
リスクを回避しつつ、デッキからサポートカードをセットし、その後の立ち回りに厚みを与えることが出来る強力な効果なのです。
   もちろんメタルフォーゼのペンデュラム効果で、全てのカードのリスクを取り除ける訳では有りませんが相性の良い物をチョイスして利用出来るだけでもかなり有用性が高いとわたくしは思います。


5,いいとこ取り故のメタの張り難さ

   今までの部分を読んでいただければ分かったと思いますが、メタルフォーゼは自身の長所を軸としつつ、強力なカード達を複数取り入れることでデッキパワーを環境レベルまで高めています。
   これは一般的なテーマデッキとは異なり、明確なテーマとしての強さ以外にいくつもの強みを取り込んでいるということです。
   それ故に、どれか1つにメタを張ってみても
他の手段による展開を許してしまいます。
   このメタの張り辛さもメタルフォーゼの強さの1つだと思います。


6.メタルフォーゼの強さとは

   ここまでの内容をまとめてみてメタルフォーゼの強さとは何か改めて考えてみると、やはり
圧倒的サポート力なのではないかと思います。
   優れたスケールと共通効果により、様々なカードをサポートして1つのデッキとして成り立たせるその並外れたサポート力こそがメタルフォーゼ最大の武器なのではないかと思えます。


   以上で今回の記事は終わりとなります。
   色々と書きたいことが沢山ありかなり長い内容となってしまい申し訳ありません。
   そして、何より今回もわたくしの記事を最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
   今回の記事が少しでも皆様の役に立てれば、わたくし自身も光栄です。
   それでは今日はこの辺でお別れとさせていただきます。
   

   また、サイフレームとメタルフォーゼ2つのサイコの星が頂点で輝く最高の環境が到来せし時にお会い致しましょう。